
馬革の経年変化とは?色・艶・しわを、自分のペースで楽しむ
使う前の整った姿も好きだけれど、触れる場所へ少しずつ艶が加わる革にも惹かれる。馬革が気になる方の中にも、そんな変化を楽しみにしている方がいると思います。
ただ、馬革とひと言でいっても、部位や仕上げはさまざまです。ひとつの完成形を思い描くより、手元の製品がどんな表情を持っているかを知ることから、その楽しみが始まります。
馬革にも、いろいろな表情がある
馬革は、馬の皮を原料とする革です。染色や表面の仕上げ、革の厚みなどによって、艶やしわの見え方は変わります。すべての馬革が同じように柔らかくなり、同じ色へ変わるわけではありません。
クレイジーホースレザーという名前とは区別して考えたいところです。この記事で後ほどご紹介するクレイジーホースレザー製品は牛革。名前の響きより、素材欄と仕上げの説明から知ると分かりやすくなります。
コードバンの印象を、馬革全体へ当てはめない
滑らかな艶の財布で知られるコードバンは、馬のお尻の特定の繊維層を使った革です。馬革の一つですが、すべての馬革を指す名前ではありません。
コードバンの写真に惹かれた方も、別の馬革製品を選ぶなら、その革の仕上げを見てみましょう。艶の強さやしわの入り方の違いを知ると、自分の好みがさらに見えてきます。
変化は、日々よく触れる場所に表れる
持ち手、財布の角、折れ曲がるところ。触れることや摩擦、光などの影響を受けて、色や艶、しわの見え方が変わっていきます。よく使う場所とそうでない場所で差が出るのも、道具として使う面白さです。
変化を見返すなら、同じ場所と光で写真を残すのもおすすめです。何か月でここまで変わるはず、と急がず、自分の革の前の姿と比べてみる。小さな違いを見つける時間を楽しめます。
濃淡が好きなら、牛革にも選択肢がある
馬革に限らず、変化を楽しめる革はいろいろあります。クレイジーホースレザーの牛革製品は、浅い擦れや曲がる部分の濃淡が魅力。少しラフな表情が好きな方には、こちらも気になる選択肢です。
動物の種類にこだわって選ぶ楽しみも、好きな風合いから広く探す楽しみもあります。普段の服に合うか、どんな形を使いたいかも一緒に考えてみましょう。
日常で変化を楽しむ、牛革の財布とバッグ
ここからは馬革製品ではなく、クレイジーホースレザーの牛革製品です。手元で触れる小物と、服に合わせるバッグで、革の表情を楽しめます。
近くで艶を眺める、牛革ロングウォレット

約20×11×3.5cm、約0.3kgの長財布。カードスロットとファスナー付きポケットを備えています。収納を分けて使いながら、手に触れるところの表情を楽しみたい方へ。
休日の服に合わせる、薄型レザーショルダー

約24×17×3cmの牛革ショルダー。携帯電話ポケットとファスナーポケット、外側のフラップポケットがあり、小物を分けて持ち歩けます。濃淡のある革を、さりげなく装いへ取り入れたい方に。
手入れは、動物名より仕上げに合わせる
普段は柔らかな布でほこりを落とし、濡れたら水分を押さえて日陰で乾かすところから。クリームなどを使う場合は、コードバンや起毛など、その仕上げに合うものを選びます。
浅い擦れやしわを楽しむ一方、深いひびや裂けは別に扱います。特に荷物を支える場所が傷んだら、自己流でオイルを重ねず、購入店や修理店へ相談しましょう。
馬革の変化で気になること
馬革は、使えば必ず柔らかくなりますか?
部位や厚み、仕上げによって異なります。柔らかさだけを期待するより、商品ごとの説明や今の手触りを大切に、無理に曲げず使いましょう。
牛革より、早く経年変化しますか?
動物の種類だけで速さは決まりません。染色や仕上げ、使う頻度や環境でも変わるため、手元の一品を見ながら楽しむのがおすすめです。
馬革という名前を入り口に、艶やしわの違いを知る。そこから自分の好きな革を見つけ、日々の道具として使っていく。変化を眺める楽しみを、自分のペースで育ててください。


